光の園保育園 福岡市博多区の保育園

~理論~ 「集中現象」

「集中現象」

 

つい先日、保育園でこういうことがありました。

4歳児のT君は、「アイロンビーズ」のお仕事がしたくてたまりませんでした。

しかし、お友達がそのお仕事をしており、友達が終わるのをじっと待っていました。

やっと友達がそのお仕事を終え、T君の番になりました。T君はその日、

給食、お昼寝、おやつの時間を除いてずっと「アイロンビーズ」のお仕事を続けていました。

夕方、お母さんがお迎えに来た時もずっと活動を続けていたT君。時刻は

午後7時前。やっとアイロンビーズが完成すると、T君は完成したアイロン

ビーズを持って、満足そうに帰っていきました。

活動中のT君は、ビーズをプレートにはめ込んでいくという作業に熱心に

取り組み、周りの声など気にもとめずに集中していたのです。

 

お部屋の中には、様々なモンテッソーリ教具・教材があり、子供たちは

その中から自分かやりたい活動を自由に選んで取り組み、その活動が

その子の敏感期と合致した時、子供は集中現象を起こします。そして、

その活動に満足すると、また次の活動へと移っていくのです。

つまり子供は、「自由選択」    「作業」    「集中」     「正常化」

という一連の活動をひとつのサイクルとして、人間として成熟していくのです。

 

ずっとアイロンビーズのお仕事を続けていたT君。そして、T君が活動を

終えるまでずっと待っていたお母さん。これから帰宅して夕ご飯の準備などで

忙しいはずだったにもかかわらず、「はやくしなさい。」「もう帰るよ。」とせかすこともなく、

T君が活動を終えるまでじっと待っていたお母さんも素敵でした。

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